くらし情報『想像力を掻き立てるデータサイエンス (2) 最新のデジタルテクノロジーで進化する「アンケート調査」の実態とは?』

2015年9月8日 17:19

想像力を掻き立てるデータサイエンス (2) 最新のデジタルテクノロジーで進化する「アンケート調査」の実態とは?

想像力を掻き立てるデータサイエンス (2) 最新のデジタルテクノロジーで進化する「アンケート調査」の実態とは?
データアーティスト代表取締役の山本覚です。前回は、マーケターを対象に、データサイエンスの最新トレンド「ディープラーニング」について、その基礎と活用法を紹介しました。今回は、アンケート調査について解説します。

○アンケート調査は、今も昔も重要な手法

アンケート調査とは、ご存じの通り、古くからあるマーケティング手法の1つ。モニターに一定の選択肢を提示し回答をもらうことで、ノイズを含まない、リサーチャーが知りたい情報をダイレクトに仕入れることが可能です。

同手法の起源は、紀元前3,000年頃までさかのぼります。記録によると、古代エジプトではピラミッド建設のために人民の慣習や信条を調査したようです。現代では、たとえば、製品開発前に行う顧客の意識調査や、広告接触後のブランドに対する意識変化の調査などに用いられていますね。


本連載のテーマ「想像力を掻き立てる」という視点で見ると、アンケート調査は、データに基づき顧客像を特定したのち、施策の立案などに想像力のリソースを集中するために有効な手法だと言えます。

2014年12月、マクロミルが蘭メトリックスラボを買収する際、同社の小西氏が「マーケティングリサーチ市場は国内で1,800億円、海外ではなんと4兆円にものぼる」

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