くらし情報『きゃりーぱみゅぱみゅ「支えられた10年」 “本名の私”を見失った時期も』

2021年9月2日 12:35

きゃりーぱみゅぱみゅ「支えられた10年」 “本名の私”を見失った時期も

と微笑む。現在はプライベートも充実し、“隔たり”を感じることもない。それでも「彼氏ができたら、絶対に『きゃりーちゃん』と呼んでほしくないかな(笑)」。

●コロナ禍で焦りあ~ちゃんの言葉が支えに

充実した10年。あっという間だった10年。笑顔で語るきゃりーだが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国ツアーが中止、出演予定だった米カリフォルニアの野外音楽イベント「コーチェラ・フェスティバル」など海外公演も次々に延期・中止に追い込まれた。

「2020年はとにかく世界で頑張るぞとめちゃくちゃ気合を入れて頑張っていました。デビュー9年目にして、ここでまた世界と勝負だと意気込んでいたんです。
でも、残念なことになくなってしまって、とても絶望しました。人生おしまいだって……。デビュー10年の実感がないのは、コロナ禍でほぼほぼ1年活動ができていないからで、実質9年という感覚です」

歌手として最も輝ける場所はステージだ。自分の居場所、発信する場所を失くしたきゃりーは「ファンの方がいなくなったらどうしよう」と焦りを感じるように。「抱えている不安を自分で消化しなきゃいけなくなって、コロナ禍で円形脱毛症になってしまいました。

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