くらし情報『男と女のサバイバル (3) "無駄"を"数値"にしてみる--「営業での値引き額」「怠惰な時間」「浪費額」』

2015年9月24日 11:59

男と女のサバイバル (3) "無駄"を"数値"にしてみる--「営業での値引き額」「怠惰な時間」「浪費額」

男と女のサバイバル (3) "無駄"を"数値"にしてみる--「営業での値引き額」「怠惰な時間」「浪費額」
○無駄を数値にしてみると年間の収入の損失が分かる--営業マン(ウーマン)の実践例!

住宅メーカーで住宅の営業職に従事していたときに、実践した例です。営業担当にはお客様に提示する見積金額に対して、一定のパーセントで値引きの権限がありました。多くの営業マンはこの権限ぎりぎりまで行使し、それ以上は上司の了解をもらって、かなりの金額を値引きしている人もいました。お客様の話をじっくり聞いて精一杯良いプランを考え、見積を吟味し、自分も納得して提示した見積に対して、いざ契約時に単純値引きを要求されると、それまでの仕事を否定されたようで、面白くありません。自分も技術者でしたので、設計や業者から提示された見積に不審なところがあると徹底的に追求し、根拠を提示させました。だから見積金額の妥当性には自信があったのです。

営業担当が持つ権限は各社ほぼ同じだと思いますので、お客様は競合他社の営業マンの動きを見て、同じように要求してくるのだと思います。あるとき、もし値引きをしなかったら年間どれ程の報奨金が上昇するかを計算してみました。


報奨金の算出は各住宅メーカーによって違うかもしれませんし、ないところもあるかもしれませんが、仮に粗利益の3%が報奨金だとします。

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