2015年9月27日 11:00
iPad ProとSurface Pro 3、仕事で使うならどっち?
これはSurface Pro 3の12型・2160×1440ドットのディスプレイより一回り大きいサイズだ。だが、iPad Proは4:3のアスペクト比や264ppiというRetinaディスプレイの画素密度を維持しており、これまでのiPadと同じ高精細な描画が期待できる。
プロセッサーには新たに「A9X」を搭載する。アップルによればその性能はiPad Air 2の1.8倍で「デスクトップクラス」と表現する。これに対してSurface Pro 3はインテルの第4世代Coreプロセッサーを搭載する。これは高性能なモバイルノートPCと同じCPUであり、PCと同等のパフォーマンスを期待できる。
重量とスタミナのバランスはどうだろうか。iPad Proは高解像度化とCPU性能の向上を実現しつつ、バッテリー駆動は10時間を確保。
重量は初代iPadに近い713g(Wi-Fi版)、723g(LTE版)に抑えている。一方のSurface Pro 3は、Web閲覧時のバッテリー駆動時間が約9時間で、本体重量は800g。数字の上ではiPad Proに劣るものの、PCと同等の性能を備えたタブレットとしては、かなり健闘している。