2015年9月27日 11:00
iPad ProとSurface Pro 3、仕事で使うならどっち?
アップルが発表した12.9型の「iPad Pro」は、日本国内でも人気の高いSurface Pro 3のライバルになり得る存在として、注目を浴びている。ビジネス利用を前提に考えたとき、どちらのデバイスに優位性があるだろうか。
9月9日(現地時間)のアップルによる発表イベントは、新型iPhoneの発表が中心になるとの見方が有力だった。そこに突如として現れたのが以前から何度も噂になってきた12.9型の「iPad Pro」だ。iOS端末の中で最大の画面サイズとなるiPad Proは、ビジネス利用にも大いに期待できるデバイスだ。
その直接のライバルと目されるのは、マイクロソフトによる12型のWindowsタブレット「Surface Pro 3」だ。これまでPCとの「2台持ち」も珍しくなかったiPadとは異なり、SurfaceはタブレットとPCの1台2役で活用できることを強調してきた。果たしてiPad ProはSurfaceを凌駕する製品に仕上がっているのか、その特徴を分析する。
○12.9インチへと大型化したiPad Pro
iPad Proの最大の特徴であるディスプレイは、これまでの9.7型・2048×1536ドットから、12.9型・2732×2048ドットに大型化した。