2015年10月6日 14:29
「いかにセキュリティの脅威に備えていくか」 - 富士通、セキュリティ機能に注力した2015年PC秋冬モデル
ICT機器が普及していく中で、「いかにセキュリティの脅威に備えていくかが課題」になっていくとし、この"セキュリティ管理"という課題に対応する製品が、今回発表された秋冬新製品群となる。
個人向けPC製品に関しては、「安心・安全」に加え、「簡単」に取り扱えることもコンセプトに付け加える。秋冬製品のセキュリティ面の特徴として、「マカフィー リブセーフ」3年版を標準搭載するほか、新機能「ワンタッチプライバシー」に言及した。同機能は、他の人に見られたくないファイルやフォルダを画面上のみから消す機能。ドラッグ&ドロップで一時的に画面上からデータを隠すことができ、必要に応じて再度表示を復活させられる機能で、PCの貸し出しや、共用スペースでの覗き見などの利用用途を想定する。
また、ハイエンドモデルでは、生体認証機能を搭載することもアピールした。「ESPRIMO WH77/W」での顔認証ログイン、「LIFEBOOK SH90/W」での指紋認証ログインは、いずれもWindowds 10の生体認証機能「Windows Hello」に対応したもので、「簡単にログインできる」と、セキュリティ性と手軽さを兼ね備える製品と紹介した。