くらし情報『デザインに触れるすべての人が知っておきたい、「著作権」の基本を学ぶ』

2015年10月15日 10:53

デザインに触れるすべての人が知っておきたい、「著作権」の基本を学ぶ

デザインに触れるすべての人が知っておきたい、「著作権」の基本を学ぶ
●「お財布」と「心」を守る著作権
東京五輪のエンブレム取り下げ問題をきっかけとして、創作物を作る側だけでなく制作を依頼する側、ひいてはそれらを受け取る側にまで、広く「著作権」に対する注目が集まっている。

そんな中、農林水産省が不定期で実施している広報関連の勉強会において、「著作権」の基本について解説するセミナーが9月初旬に開催された。これは事件の以前より予定されていた会で、テーマと時勢の一致は偶然とのこと。しかしながら結果として、「著作権」を今知りたいと考える同省の職員で会場は満員となった。

本稿では、今だから知っておきたい著作権の基本と事例について解説した、同セミナーの内容をレポートする。

今回講師を務めたゲッティイメージズの杉渓言久(ときひさ)氏は、同社で実務をこなしながら、AIPE認定知的財産アナリストの資格を持ち、写真著作権に関する修士論文を執筆した実績もある人物。この勉強会が行われたのは、広報誌やポスターの制作、Webサイトの更新など情報発信を行う場面において、撮影あるいは購入した写真を使うことが多く、それにあたっての問い合わせが各所より寄せられ、農水省広報がゲッティイメージズ側に講演依頼をしたのがきっかけだという。

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