2015年10月19日 13:11
Adobeのイノベーションを後押しする"赤い箱" - 「Kickbox」プロジェクト担当者が語る
としてまとめ、他の人とシェアしてしてフィードバックを得て改良していく。
・レベル4: 調査(Investigate)
アイデアの有効性を、定量的・定性的に調査する。顧客にインタビューして何が求められるのかを確認する。
・レベル5: 反復(Iteration)
実験と検証を繰り返してアイデアを改良していく。どうすればアイデアの価値が高まるのか、どのようなデータが有力なのか、どうすればそのデータを集められるのかなどを突き詰める。
・レベル6: 浸透(Infiltrate)
資金調達を試みる段階。自分のアイデアをどうやってまとめて、誰に説明すればよいかなどを知る。
Kickboxの解説にはこう書かれている。
「レベル6に成功すれば予算が付き、失敗すれば次のステップに向けた何かを学ぶ。どちらも勝ちだ」。
「赤い箱」の次のステップに進むと、次に「青い箱」が渡される。この中身はプロジェクトによって異なる。Adobeでは、3年間で1300以上のプロジェクトがKickboxによって実施されたが、そのうち「青い箱」まで進めたのは25個だけだという。
○「赤い箱」は日本の会社にも適用できるか
さて、気になるのはアメリカで生み出されたこの仕組みが、日本の会社でも通用するのかという点である。