くらし情報『ヘッドホンは「アンティーク」になれる - finalのショールームで自社開発ドライバーへのこだわりとチャレンジスピリットを体感した』

2015年10月30日 09:00

ヘッドホンは「アンティーク」になれる - finalのショールームで自社開発ドライバーへのこだわりとチャレンジスピリットを体感した

OEM事業などを手がけはじめた。そして2009年にイヤホン・ヘッドホン事業に参入。イヤホン・ヘッドホンのブランド名は創業当初の社名「final」を採用する流れだったが、創業当初と事業内容が異なることを考慮し「final audio design」とした。

2015年現在は日本モレックスから独立し、本社を東京都品川区から神奈川県川崎市に移転。オフィスのほかハイエンド製品やドライバーの生産拠点を一体化した。また、今後はイヤホン・ヘッドホンに留まらない幅広い製品を手がけたいという思いから、ブランド名を創業時のfinalに改めている。

●「SONOROUS」シリーズ新作ヘッドホンを公開
○ヘッドホンは「アンティーク」になれる

細尾氏の発言の中には時折、時計メーカーのブランド力や開発体制を意識したものがあった。細尾氏いわく、一般的に高く評価されている時計は、ムーブメントを自社で設計・開発しているものが多いとのこと。
「ムーブメントを自社開発している時計メーカーが評価されているように、ドライバーを自社開発しているオーディオメーカーは強い」と話していた。finalは振動板のフィルターをつくる機械から自社で製造しており、細かい組立作業は自社のエンジニアが手作業で行っている。

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