くらし情報『機内食図鑑 (9) 手が届く贅沢! キャセイのビジネスクラス機内食は最後にお楽しみがある』

2015年11月3日 10:00

機内食図鑑 (9) 手が届く贅沢! キャセイのビジネスクラス機内食は最後にお楽しみがある

○中華のシグネチャーディッシュも

そしてメインの和洋中は、鶏の塩焼き、豪州産プライムビーフテンダーロインステーキ、海老と芥藍菜(カイランサイ)の中華風が並ぶ。特にこの中華はシグネチャーディッシュのようで、メニュー表にも品切れになる場合もあると注意書きされていた。もちろん、このメインをいただくことにした。

ショウガが効いた大粒の海老がぎっしり詰まっており、ほんのり甘い芥藍菜と付け合わせのエシャレトはシャキシャキ食感。添えらたご飯はジャスミンライスで、やや柔らかく炊かれているようだった。

往路でもフルーツとチーズ、ハーゲンダッツ、そしてイリーの淹れたてコーヒーたちを楽しめる。あまりにおなかいっぱいになってしまったのでフルーツをスキップしたが、快適なシートでいただくフルコースはまた別格である。なお、ハーゲンダッツのロイヤルミルクティーは現在、日本では展開がないフレーバーだ。
ぜひ機内で堪能していただきたい。

長距離路線のビジネスクラスともなるとなかなか手が出しにくいのが実情だが、中・近距離路線である日本=香港線のビジネスクラスなら、まだ手が届く贅沢と言えるだろう。今度のフライトではぜひ、試していただきたい。

※記事中の情報は2015年10月取材時のもの

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