くらし情報『学生の5割、バイトで不当に扱われた経験あり』

2015年11月11日 06:30

学生の5割、バイトで不当に扱われた経験あり

学生の5割、バイトで不当に扱われた経験あり
厚生労働省は9日、「アルバイトに関する意識調査」の結果を発表した。対象はアルバイト経験のある大学生・大学院生・短大生・専門学校生の1,000名。調査期間は8月27日~9月7日。

○「働く前に会社から労働条件通知書等を交付された」学生は41.3%

同省によれば、労働基準法では「使用者は労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない」とされているという。

回答者が経験したアルバイト1,961件に関して、「アルバイトをする際、労働条件はどのように知ったか」を聞いたところ、41.3%が「働く前に会社から労働条件が記載された書面を渡され、知らされた(書面を持ち帰ることができた)」と回答した。

一方、労働条件通知書等を交付されていない割合は58.7%だった。内訳をみると、「働く前に口頭で知らされた(労働条件が記載された書面はなかった)」(22.0%)、「働く前に具体的な説明はなかった(求人情報のみを含む)」(19.1%)、「働く前に会社から労働条件が記載された書面を見せられ、知らされた(書面は見せてもらえたが持ち帰ることはできなかった)」(17.6%)

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