2015年11月12日 18:25
10周年を迎えたレノボ・ジャパン、ICTを超えた「共創」を目指す - ThinkPadが歩んだ歴史を振り返る
2012年から現在までの第5世代では、IT機器の多様化を受けて、ThinkPad YogaやHelixのような2 in 1 PC、デジタイザー・ペンのLenovo Pen、クラムシェル型など新たなフォームファクタの提案などを行っている。「今後も横浜本社と米沢工場が一体となって、レノボPCの開発を牽引していきたい」と述べた。
●レノボが見据えるICTの先に存在するものとは
○次に目指すのは「共創」 - ICTを超えたモノ・コトづくり
次に、代表取締役社長である留目真伸氏が登壇。レノボが歩んだ10年間を振り返った。
現在、同社のグローバル市場でのPCシェア率は1位。2009年に8%だったシェアが2015年には26%に伸長するなど、25四半期連続でシェアを拡大。また、国内市場でも2005年第3四半期には6.2%だった販売台数も、2015年第3四半期には29.0%まで伸びている。コンシューマ市場に限ると約40%のシェアを誇る。
売上高に関しては4倍も拡大した。
留目氏は、「レノボはPCの会社であり、今後も変わらない。しかし、PCとはパーソナルなコンピュータの略。今後はタブレットやスマートフォン、サーバーなどを含めた広義の意味で、人々の生活や仕事にパーソナルなコンピューティングをいかに浸透させるかを重要視していきたい。