2015年11月24日 12:00
2020年、現在の3倍となる売上30億円を目指す - @cosmeの新たな挑戦
それらの影響を受け、@cosmeもこれまでに10以上のサービスを運営・提供してきた。しかし、吉松氏は「今一度ユーザー視点に立ち返り、利便性を考えたとき、この複雑化したサービスはもっとシンプルになるのでは?」と考えるようになったという。
○複数サービスを一プラットフォームに統合 - 使いやすく、つながり合える仕組みに
その考えを元に、この日2つの大きなトピックが発表された。1つ目は「ビューティープラットフォーム構想」で、主に3つの改革が行われる。1点目はサービスの統一だ。
「今でも一部サービスのIDは統合されていますが、これから行うのはアイスタイルが保有する情報を単一のデータベースにまとめる作業。ドメインもcosme.netの下に統一し、将来的にはアプリも@cosme一つに統合したいと考えています」(吉松氏)
クチコミデータや商品登録データ、ランキングデータ、会員データ、売上データ、EC会員データなど、データベースやID、ポイントすべてを統合する計画が進められている。
2点目は独自情報のコンテンツ化だ。
同社が保有する膨大なクチコミデータは、切り口やデータの組み合わせ方を工夫することで、オリジナリティのあるコンテンツへと変貌する。