くらし情報『岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家』

2015年12月14日 11:54

岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家

これらの鶏から生まれた卵は地元では「まっちゃんたまご」というブランド名で販売されており大好評だという。取れた鶏糞は、食米用の水田の肥料にも利用されている。

事業を引き継ぎ3年経過するが、問い合わせも多く入っており、顧客に待ってもらっている状態もあるほどで、今年になってようやく単年度で黒字の目処が立ってきたという。小規模で行われることが多い地域密着型の燃料型のバイオエタノール事業は採算という面では、厳しいのは明らかだが、バイオエタノールを活用した商品の開発や、米作りを通した地域密着型ビジネスとしてであれば、そこに新たな価値を生み出していくことができる。

農業や地方再生、そしてエネルギーという難しい試みに、「好奇心」という一点から突き進んでいく酒井さんとファーメンステーション。今後も注視していきたい女性アントレプレナーだ。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.