2015年12月21日 21:38
Windowsがオープンソース化される予兆 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
2015年12月現在、Net ApplicationsのデータによればWindows全体のシェアは、91.39%とMacやLinuxを歯牙にかけないほど圧倒的な数値だ。それでも日本マイクロソフト関係者は「WindowsやOfficeだけの時代ではない」と変革の必要性を理解している。筆者にとって印象的なのは、Microsoft CTOのMark Russinovich氏が「Windowsをオープンソースにする可能性はある。それが新しいMicrosoftだ」と発言したという海外報道だ。
Russinovich氏といえばWindowsの専門家として多くのツールや著書を発表してきた人物だ。Microsoftが2006年にWinternals Softwareを買収した際に入社した経緯がある。内外からWindowsを見てきたRussinovich氏の発言は重く、信頼性も高い。もちろん今日明日の話ではないが、MicrosoftがWindowsに頼らない新たなビジネスモデルを確立した暁には、Windowsがオープンソース化されるその日を迎えるのだろう。
阿久津良和(Cactus)
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