2016年1月7日 12:09
修羅場サバイバル ~健康で文化的なクリエイターになるために~ (2) 徹夜明けの疲れをなくす「魔法」はある?
明け方に仕事が終わったからといって午前中から寝てしまうと、体内の自律神経の働きを壊してしまいます。1日限りの徹夜だったら、そのまま通常業務をこなして、夜(というか日没後)にさっさと寝てしまうよう仕向けたほうが得策です。こうすることで体内時計が狂わずに済み、徹夜の疲れを数日引っ張ることが少なくなります。
また、短時間睡眠でぎっちり仕事をこなしていらっしゃる方がまれにいらっしゃいますが、もともと生まれつき睡眠時間が短くて大丈夫な方と、ロングスリーパーと呼ばれる睡眠時間が長くなければダメな方とが存在しており、睡眠時間の適量はひとそれぞれ。「ショートスリーパーになって仕事の効率アップ!」という内容の「ライフハック」情報がネットには多くありますが、体質を無視してムリにショートスリーパーになろうとしても、単なる寝不足を引き起こすだけだったりします。
恒常的な寝不足は様々な疾患のリスクを高めることが調査で分かっています。また、寝不足は作業効率を下げ、ミスを増やし、体も蝕んでいきます。しっかり眠って効率よく、健康に仕事をしましょうね。
最後に。徹夜中は眠気を我慢せず、30分程度の仮眠をとるのが賢い養生です。