本木雅弘、7年ぶり主演映画クランクアップ! "竹原ピストル起用"称賛のワケ
原作は、第153回直木賞候補作にノミネートされた西川監督による同名の書き下ろし小説。主人公は、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)を突然のバス事故で失った、人気作家・津村啓こと衣笠幸夫(本木)。夏子との間にすでに愛情はなかったため悲しみを演じることしかできなかった幸夫は、ある日、同じ事故で亡くなった夏子の親友の遺族と出会う。本木や深津のほか、事故で妻を亡くしたトラック運転手の陽一役として元野狐禅の竹原ピストル、子役の藤田健心、白鳥玉季らも出演する。
2015年3月30日にクランクインし、撮影は季節をまたいで約9カ月間敢行。同年12月27日にクランクアップした。都内のカフェで行われた最後の撮影は、物語で重要なラストシーンで、本木や竹原らメインキャストが集結。
竹原の誕生日でもあったからか、和やかな祝福ムードに包まれながらも、進行するに連れ感情を高めていく本木を中心に、緊張感のある現場となった。また、ラストカットの後は準備期間を含め、約1年に及んだ撮影の苦労をねぎらい合う姿も見られた。
「幸夫という役に寄り添い、彼の持つ痛みを共有しながら、果たしてどこに到達できるのだろうと思い巡らせながら、長い撮影の日々を過ごしました」と話す本木。「もしもこの映画が成功するとしたら、そのワケの6割以上は竹原ピストルさんのキャスティングにある」と笑みを浮かべながら、「たたずまい、声、その存在感が想像していた以上に陽一という役柄に深みを与えていました」「僕も幸夫という役を借りながら、いやっ役を越えて竹原さんに魅了されていきました」と竹原の人柄をも絶賛する。
さらに、撮影期間を「間があく時もありましたが、頭に心に監督のこと、役のこと、物語のことをいつも抱えていた1年」と回顧。続けて、「その時間が何かを熟成させ共通言語を生んで、より全体が一丸となっていくような撮影でした」と感慨を口にする。最後には、「完成の暁には、この『お作品』を通じて『ささやかな共感』が世に広がることを願っています」と呼びかけた。
そんな本木を西川監督は、撮影を通じて「決して器用な方ではないけれど、前向きに進もうという気持ちを確実に持っていらっしゃる方」と分析。
「自分が想像していた合格点のラインをポンと抜けたカットが確かにあって、そういう瞬間を見させていただけたのは、本木さんご自身が持ってらっしゃる真っすぐさがあってこそ」と称賛の言葉を送った。
(C)2016「永い言い訳」製作委員会
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