2016年1月18日 10:56
測定だけで終わらせない! Google Analyticsによるコンテンツ効果分析 (5) データを活かしてキャンペーンの最適化を目指す "PDCAサイクル"
ユーザーがコンテンツを読んだあとに、期待した行動を取っているか
コンテンツに集客を行っている企業の視点から見ると、Google Analyticsで計測できるのは、自社(オウンドメディアなど)のコンテンツへユーザーが訪問した時点からです。もし、レコメンデーションサービスなどで集客を行った場合は、当該サイトへ訪問する前の行動、例えば"レコメンドの見出しやクリエイティブの効果"をサービスベンダーにレポートとして出してもらい、効果の検証を行う必要があります。
ここではコンテンツ拡散サービスを利用してコンテンツへの集客を行ったケースを想定し、計測データを基にした施策の改善プロセスを考えてみたいと思います。
この例では、商品Aの認知拡大キャンペーン「prodA_promo」において、直帰率(コンテンツを読まなかったユーザーの割合)が23.56%、新規セッション率が92.11%という結果となりました。
では、このデータから何を学ぶことができ、どのように活かせばいいでしょうか。継続改善(以下、PDCA)のサイクルに当てはめてシンプルに考えてみましょう。
○集客キャンペーンの効果を最適化するPDCAサイクル
キャンペーン効果を最適化するためのPDCAサイクルは、下の図のようになります。