くらし情報『エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (352) 関所型フィンテックばかりのビジネスモデル0.2』

2016年1月21日 17:46

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (352) 関所型フィンテックばかりのビジネスモデル0.2

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (352) 関所型フィンテックばかりのビジネスモデル0.2
○フィンテックふたたび

今年に入り、より注目が高まっている「フィンテック」。日経平均株価の暴落をよそに、関連銘柄は爆騰し、すでに株価が10倍となる"テンバーガー"な銘柄もありました。

フィンテックとは、"金融"と"テクノロジー"をかけた新語ながら、昨年指摘したように、定義は曖昧で実体はありません。とりわけ日本版のフィンテックへの過剰な期待には、不安がつきまといます。なぜなら、日本はすでにフィンテックの最先端を走っているからです。

米国「スクエア」社がスマホに機器を取り付けるだけで、カード決済ができるサービスで急成長し、それをひっさげ鳴り物入りで日本上陸を果たしました。しかし、日本にはすでに「おサイフケータイ」や「パスモ」などの電子マネーが十分に普及しており、急に現金が必要となっても、全国津々浦々にまで整備されたコンビニ店内も含めた「ATM網」が完備されている「フィンテック先進国」です。特に「決済」というアプローチにおいての成長余地が乏しいのです。

そして何より、日本における「フィンテック」との関係性に、日本のIT業界の本質的な問題があるのです。

○浮世絵の末路

算盤が電卓となり、パソコンの普及でExcelや会計ソフトが用いられ、ATMを挙げるまでもなく、金融と情報技術は不可分のものです。

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