くらし情報『排泄予知ウェアラブル「DFree」で介護サービスを効率化 - CTCらが実証実験』

2016年2月3日 19:13

排泄予知ウェアラブル「DFree」で介護サービスを効率化 - CTCらが実証実験

そこで今回両社は、2015年12月14日から20日に、介護老人保健施設「ケアセンター習志野」において、DFreeを装着した入所者1名と介護職員数名に対して「排泄ケア支援システム」のトライアルを実施。同システムのプロトタイプをもとに、予測に基づく排泄ケアの業務手順、介護職員に通知するアプリケーションとデータの連携、画面の操作性などの確認を行いつつ、介護職員が業務を通じて気づいた点を、CTCがアジャイル開発の手法を用いて順次改善していった。

同システムでは、入所者が使用するおむつの種類を入力すると、DFreeを装着した入所者のトイレへの誘導やおむつを交換する時期が天気予報マークでタブレット端末上に表示され、また排泄状況が自動でシステムに記録される。

CTCは今回のトライアルにより、同システム導入によって期待される効果を算出。たとえば尿の横漏れ対応やトイレ誘導の負担軽減により25時間程度、排泄の自動記録により40時間程度、介護士の作業時間の削減が見込めると試算している。

両社は今後、2016月4月以降の市場投入に向け、入所者の属性、食事、薬などの情報も取り入れることにより、同システムの予測制度を向上させていく予定。

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