『プリパラ』はライブミュージカルで次元を超える、舞台にいたのは間違いなく"らぁら"たちだった
これらはすべて実際のアニメ・ゲーム内で使われているギミックを再現している。この公演が4日間だけとはもったいない、何度でも足を運びたいと思えるほどの出来栄えだ。2.5次元を超える、新感覚4次元ミュージカルと銘打つのもうなずける。
○無意識のうちにらぁらになれていた
本会場で通しのステージをやるのは初めてだというi☆Ris。終演後、あらためてゲネプロについてのコメントを求められると、茜屋が「最初は緊張していたけど、ステージに立った瞬間プリパラの世界が広がっていって、無意識のうちにらぁらになれていた」と口火を切り、「目が合うだけで芝居がどんどん進んでいった」と芹澤。「キャラクターと一心同体だなと感じられた」、「みんなのシルエットがキャラクターそのままで最初から感動していました」と久保田と若井が続ける。山北は「緊張九割」と、まだキャラクターが体から抜けきっていないのか、開口一番シオンのように四字熟語を発してから、「和気あいあいとできたのはシオンと2年間やってきたから」とコメント。「『プリパラ』がミュージカルになったことが本当にうれしくて、もっとこうしたい! という思いをぶつけすぎて演出家やメンバーにでしゃばりすぎだと怒られたりもしました。