2016年2月22日 10:24
筑波は第二のシリコンバレーになり得るか? - 大学発ベンチャー活性化へ向けた挑戦
と指摘する。
こういった課題を解決すべく、TFFは「小さく産んで大きく育てる」というコンセプトを掲げている。起業のハードルやリスクを低くすることによって、開業率を上げていけるようなエコシステムを構築していくことが狙いだ。
同エコシステムでは、まずバージョン1.0のフェーズとして、アントレプレナー教育を行う「筑波クリエイティブ・キャンプ(TCC)」、アイディアを実現する場「T-ACT」および「Startup Weekend」により、学生たちからのアイディアを引き出す。ここから得られたアイディアに対して、購入型クラウドファンディングによって資金調達を行うというのが、これまで行ってきたバージョン2.0のフェーズだ。
そしてTFFは今回、各業界の企業と業務提携を行い、各社の協力のもと資金調達できたアイディアを本格的に事業化していくためのエコシステムバージョン3.0を3月1日にリリースすると発表している。業務提携を結ぶのは、助成金取得支援サービスを運営するライトアップ、クラウドソーシングサービスを行うランサーズ、ハードウェア開発をサポートするモノづくり施設 DMM.make.AKIBA、プレスリリース配信サービス「ValuePress!」