藤岡弘、後輩ライダー戦い方の変化に「これも時代の流れ」-『仮面ライダー』最新ゲーム&映画発表会
ゲームでは歴代ライダーで唯一、変身前の本郷猛としても登場する。さらに"その後の本郷猛"を描いた映画『仮面ライダー1号』の主演を務めた藤岡は、45年前の『仮面ライダー』撮影当時を思い出すと「身が引き締まり、体が熱くなる」と語り、45年の時を越えて再び本郷猛という役を演じることの「重み」を噛みしめていた。「本郷はショッカーによって改造人間にされ、二度と普通の人間に戻れない悲しみと孤独があった。そして唯一の武器は己の肉体のみ。パンチやキックが必殺技でした。でも45年もの月日が経って、仮面ライダーの戦い方もずいぶん変化しました。これも時代の流れですね」と、長きにわたって作り続けられた「後輩」ライダーたちが一同に集結したゲームの内容に触れ、感想を述べた。
1号の誕生から約30年の時を経て、2000年の『仮面ライダークウガ』から「平成ライダー」とのちに呼ばれる仮面ライダーの新しい歴史が始まった。
「平成ライダー」としては6作目にあたる『仮面ライダー響鬼』(2005年)で主演を務めた細川は、「仮面ライダーで主役を務めた俳優の平均年齢は21歳くらいだったのですが、僕が響鬼を演じたのは33歳の時なので、『おっさんライダー』なんて呼ばれていました(笑)」