くらし情報『KDDI&Z会がソフトバンク&ベネッセに挑む、文教ソリューションの"キモ"』

2016年3月4日 16:14

KDDI&Z会がソフトバンク&ベネッセに挑む、文教ソリューションの"キモ"

説明員によると、教育現場のICT化が叫ばれる一方で、教科書会社が作っているコンテンツと、いわゆるeラーニングには隔たりがあり、そのギャップを埋めるにはZ会のようなポジションの企業がうまくマッチするのだという。

eラーニングの場合は、4択の設問などを通して、体系的な学習ではない学習の流れがあるのに対し、教科書ベースでは、まず体系的に知識を得るため、勉強へのアプローチが異なる。つまり、学校教育機関向けプラットフォームでは、教科書ベースで先生が教えることを前提としたコンテンツ作りが必要不可欠となる。そこでStudyLinkZは、そのポイントを押さえつつも、通信教育に近いeラーニングの要素も交えたプラットフォームへと昇華させている。

ブースのデモンストレーションでは、Z会が私立高校などに提供しているハイレベルの英語教科書「NEW TREASURE」を使った模擬が行われた。学校導入ではコスト低減のためにPDFで取り込んだ教科書を活用したICT教育もあるとされるが、StudyLinkZでは"真の意味でのICT化"を図るため、リフロー型のePub形式を採用している。

授業の過程で読む部分を大きくしたり、音声や動画を用いたマルチメディア化を図ることで、学生に興味を持たせつつ、勉学に前向きに取り組める下地を作った。

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