くらし情報『キヤノン「EOS-1D X Mark II」の原点と最新テクノロジーを聞く』

2016年3月22日 09:00

キヤノン「EOS-1D X Mark II」の原点と最新テクノロジーを聞く

それゆえに、製品の開発に関しては膨大なリソースを投入するし、品質評価においてもとても厳しい審査基準が設けられている。
EOS-1D X Mark IIでもフラッグシップ機ならではのこだわりが受け継がれており、製造工程でもそれは垣間見える。現在は大分工場で生産されているのだが、カメラやユニットの組み立てはクリーンルームで行われ、それも熟練した選抜メンバーによる手で行われているとのことだ。

EOSのコンセプトは「快速」「快適」であり、デジタル時代に突入してからは「高画質」と「撮影領域の拡大」が加わっている。その頂点に位置するフラッグシップ機の使命はプロフェッショナルユースであり、スポーツ関係では絶対に譲らない。「イベントや競技内容によって変わるが、現状把握している限りでは6割~7割は弊社のEOS-1Dだろう」とのことだ。

戸倉氏が思うブランドとは「ハイスペック」「デザイン」「プロユース」「長い歴史」の4つであり、この考え方をもって、キヤノンのカメラブランドをもっと強くしていきたいと意気込みを語っていた。

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次に、キヤノン イメージコミュニケーション事業本部 ICP第二開発センター 所長である塩見泰彦氏がEOS-1D X Mark IIの技術詳細について解説した。

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