2022年5月25日 19:30
本郷奏多、『ハガレン』エンヴィー再現度の裏に 「映像化させていただいている」意識
「こういうことはしないでほしい」ということがわかるから、とにかくそれを実行しているという感覚です。
――だからこそ、みんなが納得するようなキャラクターが出来上がっているんですね。
いやもう、全然ですよ!(照れて)
○■原作を好きな人にも納得いただけるように
――エド役の山田さん、リン役の渡邊圭祐さんとのシーンも多かったですが、お二人についてはどのような印象でしたか?
山田さんは前回から共演させていただいていて、ものすごく素晴らしい俳優さんだと尊敬しているんですけど、相変わらず素敵でした。渡邊さんは今回初めてご一緒しまして、リンは飄々として掴みどころがないキャラクターだけど、話が核心に迫る時はぐっと集中して目力が入るというところをすごく素敵に表現なさっていて、すごいなと思って見ていました。――山田さんについては完成報告会見で「立体映像なんじゃないか」などともおっしゃってしましたが…
山田くんは完璧なので。お芝居の熱量も素晴らしいです。実は『ハガレン』ってコミカルなシーンが多くて、漫画では時々エドがデフォルメされて2頭身くらいになるんですが、あの絵が思い浮かぶようなお芝居を実写でもしてらっしゃって、それって簡単なことじゃないと思うんです。