2016年3月30日 16:18
今知りたい! C#とXamarinでiOS/Androiアプリ開発 (1) クロスプラットフォーム開発環境の現在
以下の図を参照してください。iOS/Androidを中心とする場合はMac OS X、UWPなどWindowsアプリも対象に含めるならWindowsでの開発が良いでしょう。
Xamarinには、以下の大きな4つの特長があります。
新しく洗練された言語の1つ、C#で記述できる
ネイティブのUIとパフォーマンスを持つ、フルネイティブアプリが作れる
C#から呼び出せるように薄くラップされたAPIが提供されており、APIを100%使える
.NETのコードを共通化できる
これらの特長を図で表すと次のようになります。
○Xamarin ネイティブ
これはXamarinネイティブと呼ばれる開発手法で、大前提として記述する言語はC#のみです。ビルドするとiOSはipa、Androidはapk、Windowsはappx(またはexe)のファイルが生成され、ネイティブのコントロールを100%利用できるネイティブアプリとして動作します。共通化できるのは、各プラットフォーム用のMono Runtimeで動作するBCL(Base Class Library)と呼ばれる.NETの基礎クラスで、主にアプリケーションのロジック部分が該当します。