2016年4月29日 10:00
武井咲、"卵2つ"の三池イズムは「最高の環境」 - 『愛と誠』から『テラフォーマーズ』に受け継がれたヒロイン像
そして、何度でもやらせてくれる。それはやっぱり最高の環境だと思います。
――以前、『情熱大陸』(2014年5月)に出演された時も、撮影現場で監督と意見交換するシーンがありました。現場で常に心がけていることなんですか。
そうですね。納得できないまま演じることの方が難しい。理解できないことをどういう言い方にしたらいいんだろうとか。映像を通してみると印象が全然違っていたりするので、気になることがあったら直接聞きに行ってアドバイスしてもらったり。
あとは監督の顔を見たり(笑)。
これは最初からではなくて、徐々にできていったことのような気がします。最初は恥ずかしかったり、私なんかが聞いちゃいけないような遠慮みたいな気持ちがあったんですが、分からないままやる方が絶対に後悔する。なんとか食らいついていこう。そんな気持ちから、分からないことがあったら走って聞きに行くようなスタイルになったんだと思います(笑)。
――所属事務所が毎年開催している晴れ着撮影会を毎年取材しているんですが、昨年12月の武井さんが特に印象的でした。その年の漢字一文字を聞かれ、答えたのは「穏」。壇上でもまるで仏様のような雰囲気で、本当に良い年を過ごされたんだなと感じました。