宮沢氷魚、声優初挑戦で声への意識高まる「極めたい」 俳優デビュー5年での変化も語る
これやりたいと思い、僕に声をかけてくださった皆様に感謝しています。
――ご自身もパラレルワールドについて考えることがあり、パラレルワールドがテーマの物語に惹かれたそうですね。
毎日考えているわけではないですけど、ふとした瞬間にこの世界線だけがすべてではないんだろうなと考えることがあります。この物語ではパラレルシフトが可能で、しかもオプショナルシフトという、自分が行きたいところに行けるというのはとても面白いなと。僕が生きているうちに移動できるようになる可能性もあるのではないかなと思いました。
――パラレルシフトが可能になったらどうしたいですか?
すごく近いところにシフトして、自分の周りの環境がどう変わっているのか、自分の日々の小さい選択の積み重ねがその瞬間の自分を作り上げていると実感できたら満足です。物語の中でも、遠いところに行くとトラブルが起こってしまうということだったので、それは起こしたくないです。
――いつか声優をやってみたいという思いはあったのでしょうか?
よく朝のテレビ番組で俳優さんがアニメに挑戦した公開収録の様子を見て、これは難しそうだなと。
皆さん「難しい」とコメントされているので、やりたいやりたくないということ以上にできないだろうと思っていました。