2022年10月21日 17:30
榮倉奈々、出産が一番の転機 仕事の割合減った分「これまで以上にとても大切に」
と振り返り、そのように「行間をみんなで表現し合って、それを映像に残していく作品」はやりがいを感じると語る。
また、本作において挑戦だったことを尋ねると、「タイトルかな……(笑)」と答え、「『私が既婚者と寝て学んだこと』って、私もびっくりしましたし、家族に見せられるかな……という気持ちはありました」と話した。
●自分とは真逆な“クラゲみたいな人”に憧れ
本作の主人公・加奈と、そのモデルになった投稿者の女性についての印象も榮倉に聞いた。
「もとの投稿を読んだときに、とても文章がきれいにまとまっていて彼女の聡明さが伝わってきました。理論的に頭の中で整理する方なのかなと思います。私は加奈という役ほど聡明ではないですが、理論的でありたいとか、どちらかと言うと物事に対して理屈が欲しいタイプなのかもしれません」
加奈の性格を分析しながら、声のトーンを意識して演じたと言う。
「教授という役柄もあるので落ち着いた女性に見えた方がいいのかなと思い、早口にならないようにしたり、静かな落ち着いたトーンで話すようにと監督からもお話があったので、その点を意識し、加奈のイメージにしました」
本作に参加して気づいたことを尋ねると、「見ている人に委ねながら進んでいくという、余白のある台本を読めることはとても幸せだなという発見がありましたし、もっともっとこういう作品に出演したいとも思いました」