くらし情報『テレビ屋の声 - 第9回『電波少年』伝説のD・〆谷浩斗氏が見る今のテレビ「安全なところで作っていないか」』

2016年9月16日 12:00

テレビ屋の声 - 第9回『電波少年』伝説のD・〆谷浩斗氏が見る今のテレビ「安全なところで作っていないか」

途中で指令を出して、ファストフード店でジュースを買う時に100万円の束から払わせたりして、アッコの心拍数を計って、人間は持ちなれないものを持つとどうなるかという企画ですね。

松ちゃん(松村邦洋)の最初の企画は、当時エイズが社会問題になっていたので、芸能人にエイズ健診を受けてもらうというものでした。その第1弾を松ちゃんが受けることになって、健診の結果を紅と白の旗を持った先生が、アウトだったら紅、セーフだったら白を上げるという感じで告知するんですが、これはお蔵入りになりました。その後何年かたって番組のイベントがあったときに、未公開映像として陽の目を浴びたんです。

――お蔵入りになったのは、他に面白い企画があったからですか?

当時エイズは差別の問題があってシリアスな話題だったので、そういうのをバラエティで扱うのは…という理由です。その頃だって、コンプライアンスが全く無かったわけじゃないんですよ(笑)。それで、実際に松ちゃんとやって最初に放送されたのは、チーマーを更生させるという企画でした。

――初期の『電波少年』といえば"アポなし"企画でしたよね。
これはどんな経緯で生まれたんですか?

あれは本当に偶然だったんですよ。

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