映画『暗殺教室』羽住監督の今だから話せる!? 大ヒット振り返り (1) 山田涼介は、現実離れした美形だけどオーラを消せる役者
2作目になってみんなも慣れてきた部分があって、E組としての一体感がより出てきたので、山田くんを筆頭に全体が成長したのかなと思いました。
実は、山田くんはすごくオーラを消せるんですよね。映画の中では「目立たない」という設定なので、Hey! Say! JUMPのセンターにいるアイドルというのを感じさせない。
――山田さんは、『金田一少年の事件簿』『鋼の錬金術師』など少年漫画的なキャラクターのイメージも強いですが、意外ですね。
彼に来る主役は特殊能力を持った役が多いんですけど、今回渚を撮っていて、逆にそうでない役もやらせてみたいなと思いました。等身大の若者の話をやらせてみても、面白いのかもしれないですね。
山田くんにもその話をしましたよ。「そういう役やったらいいんじゃないの?」みたいな。
まあちょっと、そういう役をやるには顔が綺麗すぎますが(笑)。なかなか、現実離れした美形なので。
――中学生役というのも驚きでした。
少し心配していたのですが、衣装合わせで学生服着た瞬間に「いけるな!」と思いました。山田くん本人も「まだまだ、あと10年くらいは学生服着れます」って(笑)。先輩の二宮(和也)