2016年10月24日 10:00
独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (4) デスノートルール解釈法とは? 夜神月の正義感と結末の真相
解釈の仕方を利用するといったことも可能なもので。
前編と後編、結末のトリックの種は私が提案したものです。デスノートでは他人の命を奪うような行動を操ることは出来ない。「拳銃で誰かを殺す」と書いても、心臓麻痺で死んでしまう。南空ナオミが「拳銃を暴発して自殺」、秋野詩織が「美術館の同時刻に事件に巻き込まれて被弾して死ぬ」。デスノートはその時の状況に合わせて、一番都合が良い死に方をするという解釈であればデスノートのルールは成立する可能性もある。大場先生に相談したら、「まぁ、そうですね(笑)」とご了解いただきました。
■プロフィール
佐藤貴博(さとう・たかひろ)
1970年4月26日生まれ。
山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS監督:金子修介
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