くらし情報『役所広司&吉沢亮、初共演作『ファミリア』を通して感じたこれからの世界&映画界に必要なこと』

2023年1月3日 09:00

役所広司&吉沢亮、初共演作『ファミリア』を通して感じたこれからの世界&映画界に必要なこと

役所広司&吉沢亮、初共演作『ファミリア』を通して感じたこれからの世界&映画界に必要なこと

俳優の役所広司が主演を務め、吉沢亮と初共演で親子役となった映画『ファミリア』が6日に公開される。いながききよたか脚本、成島出監督による同作は、山里に暮らす陶器職人の父・誠治(役所)と海外で活躍する息子・学(吉沢亮)、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコス(サガエルカス)の3人を中心に、国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。

約280万人の外国人が暮らしている日本で実際に起きた事件などをヒントに、ブラジル人の若者や、日系4世らのヒップホップグループのメンバーがオーディションで選ばれて出演した、フィクションとノンフィクションの境界線上のような作品となっている。今回は役所&吉沢にインタビューし、作品のメッセージについて考えたことや、互いの印象などについて話を聞いた。

○■境遇が違う人間たちへの理解

――なかなかハードな現実を描いた作品にもなっていると思いますが、作品についてどのようなことを感じられていましたか?

役所:脚本のいながきさんが自分の体験から立ち上げた物語なので非常にリアリティがあり、今の日本という国のある部分が表現されているのかなと思います。

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