独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (16) 藤原竜也、10年ぶりキラもCG修整なし!「夜神月もう1回やりたい」撮影秘話
として大きな影響を与える、これは映画を観ていただきたいのですが、藤原竜也が改めて演じる意味を見出せたので、正式に竜也くんに出演をオファーできました。
ただ、実際にやることが決まったら、「俺、34歳だけど大丈夫かな……」と心配そうでした(笑)。やっぱり10年経過していますからね。ところが……。ビューティー加工と私はよく言うのですが、今はCGである程度修整することも可能なんです。だから、竜也くんも修整すれば問題ないだろうと思っていたのですが、一切必要ありませんでした。今回の夜神月は、彼が生身で演じているそのままを映しています。
――さすがに修整はしていると思っていました。
いいえ、全く。現場に夜神月が現れた時、スタッフも一人のファンとして「本物だ!」と盛り上がっていました。
○3ページ長セリフも台本持ち込まず
――本人もなりきって現場に入ったわけですね。
全然(笑)。「どんなんだっけ?」「もうちょい髪長かったかな」みたいな感じで笑わせていましたが、カメラの前に立った瞬間にガラリと雰囲気が変わりました。
映画で使われている以外にも3ページぐらいの長セリフがありました。でも、さすがですね。