くらし情報『松山ケンイチ×東出昌大、目の前に「村山聖」「羽生善治」がいた - 映画『聖の青春』』

2016年11月18日 12:00

松山ケンイチ×東出昌大、目の前に「村山聖」「羽生善治」がいた - 映画『聖の青春』

と思うんですよね。

やっぱり実在した人物の物語を撮る時に、作り物じゃないものにしていこうと思うと、ある大きな流れの中でしか撮れないんじゃないかと思い始めて。30歳の松山くんが、29歳で死んだ男の話に手を挙げてくれたことにも、必然を感じました。

・東出昌大さんからの質問:この映画を撮っていて楽しかったですか?

森:めちゃめちゃ楽しかったし、鬼気迫ってないですよ!(笑) 僕が20年やっている中で、一番楽しかったし、一番笑顔が多かった現場です。もちろん集中はしていましたが、撮影できるまでに8年もかかってるし、気負わないことは逆にテーマにしていました。

しびれたのは最終対局ですね。2人の対局シーンを3時間長回しなんて、試したこともなかったし、俳優を信じるしかなかった。クライマックスシーンだから失敗できなかったし、僕の経験値でも2人の経験値でも、やれるかやれないかわからなかったけど、2人とも「やりたい」と言ってくれたので、一緒に飛び込めました。
想像を超えた感覚があって、楽しかったです。

■聖の青春(11月19日公開)
"西の怪童"と呼ばれる新世代のプロ棋士・村山聖(松山ケンイチ)。現在七段の聖は幼少時より「ネフローゼ」

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