2016年11月23日 17:00
ハリポタ新章『ファンタビ』の敏腕プロデューサー「映画は人のためではなく自分のために作る」
幸い、デイビッド・イェーツ監督や主演のエディたちとはそういう意見交換ができる関係性です。今回1作目を作りましたが、この次もきっといっしょに仕事をすると思います。
――完成した映画をきちんと批評した上で、次へ進むということですね。
そうです。作った映画においては、自分たちが一番厳しい批評家であるべきなんです。その分析は、作りながらもやっていきます。デイビッド・イェーツ監督と組むのは今回で5作目だけど、お互いにエゴも何もなく、正直にものが言える関係なんです。作品を観た上で、次はここを改良したいとか、もっとより良いものにできるんじゃないかとか、そういう前向きな気持ちをもって次の作品に臨みます。
そこが映画作りにおいてとても大事な部分で、そのことにすごくワクワクします。
――次の2作目にはもう入っているのですか? 全5作になると言われていますが。
はい。もちろん脚本は書き始めていますが、ちゃんと映画になるかどうかは1作目の結果次第ですね。オープニング成績がとても良かったからきっと2作目も作れるんじゃないかとは思っていますが、さらに良い映画を作っていきたいです。今後のストーリーについては、J.K.ローリングさんにしかわからないですよ(笑)。