2016年11月23日 17:00
ハリポタ新章『ファンタビ』の敏腕プロデューサー「映画は人のためではなく自分のために作る」
――最後に、プロデューサーの仕事の醍醐味について教えてください。
私は毎日頰をつねっています。こういう仕事ができていることが夢じゃないかなと思っているので。しかもタダじゃなくてお金までもらえるんですから。いろんなクリエイティビティを毎日見られること、その瞬間の1つ1つが醍醐味です。
私はクリエイティブな人に囲まれて仕事をするのが本当に好きなんです。俳優さんは一生懸命役になりきり、プロダクションデザイナーはセットなどいろんなものを作っていき、コスチュームデザイナーはいろんな色の衣装を考えていく。500人くらいの人々がいろんな仕事をして、監督がすべてをまとめていく。
私はそれこそが"魔法" だと思っていますし、その場にいられる私は本当に幸せ者です。
■プロフィール
デイビッド・ヘイマン
1961年7月26日、イギリス生まれの映画プロデューサー。1999年に『ハリー・ポッター』の映画化権を得て、全8作の映画シリーズを製作。その他のプロデュース作品は『アイ・アム・レジェンド』(07)や『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(08)、『ゼロ・グラビティ』(13)など。
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