2023年3月10日 12:15
米倉涼子、生命を感じ涙止まらず「一生懸命生きよう」 腰痛は徐々に回復「闇からやっと…」
と話した。
また、「彼女はなんでも100%以上のもので返してあげたいと思っている人。ご遺体に対しても、生きている者同士で対峙するときも100%以上。社員もそうだし、海外の同業者や大使館の人などいろんなつながりがあると
思いますが、すべてにおいてエネルギッシュな感じです」と語った。
●「いちいち生きているなって」 息をするだけでも実感
国際霊柩送還士という職業については、「亡くなられた方のご遺体だけでなく、その人の人生、魂もちゃんと運んであげたいという思いでやられている方々」だと感じたという。
「亡くなった方を海外から搬送するには煩雑な手続きも多い。生きていてビザをもらうだけでも大変ですが、帰ってくるにも書類が必要で、本当にこの人は日本人なのかとか。亡くなっている方は声を出して答えてくれないので、そういうことを全部やらないといけない。
さらには日本に帰ってきたご遺体をきれいに修復して、ご遺族の方に喜んでもらえるように送り届ける。そこは彼女たちの誇りだと思います」
そして、本作について「亡くなった人たちの話なのに、死より生きていることを感じる。亡くなるまでのストーリー、彼らの生き様もちゃんと描かれているのでものすごく生命を感じるドラマだなと思いました」