2023年4月12日 10:00
佐藤寛太、“座長”稲垣吾郎の姿勢に感銘「ついていきたい」 舞台『サンソン』の稽古秘話や役作り語る
と。うれしかったです。『銀河鉄道の夜』でご一緒したときに、演劇を何も知らない自分に一つ一つわかるまで丁寧に向き合ってくださる姿がすごくうれしかったので、今回も白井さんにガッツリ怒られながらやりたいなと思いました。
――『銀河鉄道の夜 2020』では、俳優としてどんな学びがありましたか?
舞台は映像と違ってカット割りがなく、役者たちが自分たちで動きながら演出をつけていく部分もあるので、感情で突っ走るというよりも、感情を腹の底、丹田のところに押し下げて、足から動くようにと、白井さんに教えていただきました。
――舞台のほうが感情を爆発させて演技されるのかなと思っていました。
僕もそう思っていたのですが、そうすると喉を潰してしまうんですよね。今回も感情を先に演じていたら喉の調子が悪くなってしまって。感情だけでやるとそうなってしまうので、気持ちと表現の境界線をより考えさせられるのが演劇なのかなと感じています。
――白井さんの演出について、『銀河鉄道の夜 2020』のときから変わったなと感じていることはありますか?
そんなに変わってない気がします。そして今回も楽しいです。
――今回再び白井さんとご一緒され、舞台に限らず俳優として学びがありましたら教えてください。