2023年4月12日 10:00
佐藤寛太、“座長”稲垣吾郎の姿勢に感銘「ついていきたい」 舞台『サンソン』の稽古秘話や役作り語る
年に1回舞台をやらせてもらっているのですが、自分の中でお芝居を頭で考える機会になっています。自分が思いつかなかったことを白井さんや先輩の役者さんたちに言っていただき、もっと広い視野が持てるようになっていると思うので、今回もお芝居をする上でまたひとつ感覚をつかんでいけたらいいなと。白井さんの演出やご一緒させていただく先輩たちの姿を見ながら演技に関して学びを見つけられたらと思っています。
○■フランス革命期に関する本を読んで役作りの参考に
――いつも稽古に入るまでにどんな準備をされていますか?
今回はフランス革命の時代の作品だったので、その時代に関する本を買って読みました。マリー・アントワネットとシャルル-アンリ・サンソンの本を読みましたが、舞台で起こっている事柄について詳しく知ることができました。そして、馬の蹄など蹄鉄を作るところの息子の役なので、衣装を着ていてもわかるくらい体に厚みがある、職人階級の若々しさやエネルギーを出せるように、舞台期間中も稽古期間中も体を鍛えようと思っています。
――本を読むのはもともとお好きですか?
そうですね。自分が興味を持って見たいと思った本や映画は、そのときに必要なものだと思って読んだり見るようにしています。