2017年3月2日 10:00
佐藤勝利は、観客の想像をかきたてる表情と研究熱心さで場面をかっさらう - 監督は語る
映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、佐藤勝利(20)だ。2011年にアイドルグループ・Sexy Zoneのメンバーとしてデビューして以来、その存在感を示し続けている。
『ハングリー!』(12)、『SUMMER NUDE』(13)、『49』(13)などテレビドラマに出演する一方で、帝国劇場の舞台『JOHNNYS’ World -ジャニーズ・ワールド-』『JOHNNY‘S ALL STARS ISLAND』などにも出演し、幅広く活躍する佐藤。
最新作『ハルチカ』(3月4日公開)では、気弱ながら真面目で頭脳明晰な高校生・上条春太(ハルタ)を演じ、女優の橋本環奈とW主演を果たした。
○佐藤勝利の印象
実は完璧主義者なんですよね。僕は生っぽい芝居が好きなので、撮影でそんなにリテイクを重ねる方ではないのですが、勝利くんは熱心な姿勢で、ちょっとでも違和感があったら何度もやりました。本当に研究熱心で、今回ホルンに挑戦してもらいましたが、「Band Journal」という吹奏楽の専門誌をちゃんと読んでいました。
実際にホルンで「サリーガーデン」を吹くシーンでは、どうしても勝利くんの音でやりたいので、たくさん練習してもらいました。