2017年4月14日 10:00
YOSHIKI、X JAPAN解散時の本心「僕も終えたかった」- HIDEとToshlへの思い、再結成も語る
という手紙が届いたことを聞いて、作ってよかったなと思いました。
――この映画は、壮絶なX JAPANの歴史が凝縮されていますが、1997年のToshlさん脱退、解散はやはり衝撃的でした。あらためてその時の心境をお聞かせください。
あのときは僕自身もX JAPANを終えたかったんでしょうね。いろんな意味で。たぶん僕も疲れていたと思います。海外進出を掲げていたけど自分ばっかり先走ってしまって、今考えると、メンバーはその当時は日本で活動したかったのかなと。
――Toshlさんの変化は、一緒にいて感じられましたか?
一目瞭然でしたね。
Toshlが脱退する時、HIDEは説得しようとしたんですけど、僕はもう説得しなかった。当時、僕の知っているToshlではなかったので。
――言っても変わらないと思ったということですか?
そういう感じもしましたし、自分自身もここでいったん終止符を打った方がいいのかなと思ったんです。
――解散ライブで、すべての思いをぶつけるようにドラムをたたいている姿が印象的でした。やはり、いざ解散コンサートとなると悲しかったですね。
――その翌年にHIDEさんが亡くなって…。