2017年4月14日 10:00
YOSHIKI、X JAPAN解散時の本心「僕も終えたかった」- HIDEとToshlへの思い、再結成も語る
●絶望からの復活、そして再結成
――Toshlさん脱退、解散、HIDEさんの死で心に穴があいた状態が続いている中、1999年の「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」で奉祝曲「Anniversary」を演奏したときに希望の光が見えたと。ご自身にとって大きな経験になったそうですね。
大きかったですね。X JAPANが解散になり、当時は音楽をやめようかと思っていたほどだったので…。
――その前後のご自身を比べてみて、どういった変化がありましたか?
やはり僕は音楽で生きていくべきなんだなと思えました。
――それは天皇陛下のために演奏しているときに感じたのでしょうか?
「Anniversary」を作曲しているときでしょうか。X JAPANは平成元年にデビューしたので、天皇陛下の10周年は、X JAPANのデビュー10周年でもあったんです。解散して心の中でさまよっていたときだったので、作曲しながらいろいろ振り返るといろんな思いが込み上げてきました。
――そこから再結成までだいぶ時間がありましたが、その間のソロ活動はどんな思いや、どんな目標を掲げてやられていたんですか?
まさか当時は、X JAPANが再結成するとは夢にも思っていなかったので、作曲家としていろいろやっていこうかなと考えていました。