くらし情報『映画『無限の住人』8人の証言者たち - 「皆さまのもの」になるまで (4) プロデューサーの幸せな瞬間とは? 三池組支える心がけ (2人目:坂美佐子P)』

2017年5月20日 21:00

映画『無限の住人』8人の証言者たち - 「皆さまのもの」になるまで (4) プロデューサーの幸せな瞬間とは? 三池組支える心がけ (2人目:坂美佐子P)

連載第4回は、そんな裏方の「喜び」について。

○「この仕事をやってよかった」

――いよいよ公開です(取材は4月下旬)。プロデューサーとして、公開前はどのようなお気持ちですか?

ドキドキです。お客さんに届く直前というのは、やっぱりいつも緊張しますね。制作するかしないかも含めて、いちばん先に携わるのがプロデューサーという立場。初めてタイトルを聞いたときから今までのことで間違いはなかったのか、公開前はいつも不安になります。ワクワクするというよりも、ドキドキという感じです。

――今回に限らず、苦労してよかったと思えるのはどんな時なんですか?

電車に乗っていて、隣の人が作品の話をしてくれた時とか。
もちろん、業界の方含めて私の周りで褒めてくださるとうれしんですが、映画館を出てトイレに行った時に作品の話で盛り上がっている方がいると別のうれしさがあるというか。観た後の感想だけじゃなくて、「あの衣装いいよね」「今度お母さんと『無限の住人』観に行くんだ」とか、今まで会ったことない方が私の担当した作品について話題にしてくれていると、とてもうれしい。そういう瞬間は、この仕事をやっていてよかったなと思います。

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