2023年7月19日 06:00
モモコグミカンパニー、作家としても「唯一無二」目指す BiSH時代に自分の道が明確に「言葉を武器にしたい」
●BiSHメンバーから刺激「好きなこと好きと言っていいんだ」
6月29日に行われた東京ドーム公演をもって解散した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのモモコグミカンパニーが、自身2冊目の小説となる『悪魔のコーラス』を7月21日に発売する。BiSH解散後、ワタナベエンターテインメントに移籍し、執筆活動など文化人として活動していくと発表したモモコグミカンパニーにインタビューし、BiSHとしての活動を振り返るとともに、執筆業への思いや今後の目標など話を聞いた。
――BiSHの活動を終え、新たな一歩を踏み出した今の気持ちからお聞かせください。
すごくポジティブな解散だったなと思っていて、メンバーそれぞれ自分のやりたいことに全集中できる環境に入って、それは良かったなと思います。ファンの人とのつながりが全くなくなったわけではないですし、BiSHの音楽は残り続けていくので、燃え尽きてロスという感じではないです。それはBiSHの活動をやり切ったからなのかなと思います。
――解散前にお話を伺ったときに、「東京ドームがどんな意味合いを持つかはその日の醍醐味でもある」とおっしゃっていましたが、実際に東京ドームに立っていかがでしたか?
最初は緊張しましたが、ここで緊張していたらもったいないなと。