2017年9月19日 11:30
わたしの金言 ~芸能界と心の支え~ (4) 千原ジュニア、藤山寛美「芸とは水に字を書くようなもの」で受ける"罰"
続けるのは、とてもしんどいことですよね。「終わりがない」は、どの職業にも言えることだと思いますが、ゼロから生み出さないといけないコントはとにかくしんどい。本来、やらなくてもいいことなんですけどね。でも、やりたい感情の方が勝ってしまうのが不思議です。
僕にとって、どれが「字を書き続けている」ことなのかちょっとまだ分からないですが、「1P」のコントライブは久しぶりなので。「久しぶり」に感じるということは、「書き続ける」作業を怠っていたということでもある。だからこそ、書き出す初動のところがすごく大変でした。
それは僕はどこかで楽をしていた罰なんでしょうね。
■プロフィール
千原ジュニア
1974年3月30日生まれ。京都府福知山市出身。身長180センチ。O型。1989年6月に兄・せいじとお笑いコンビ・千原兄弟を結成。1994年に「第15回ABCお笑い新人グランプリ」で優秀新人賞、1994年に「第29回上方漫才大賞」で新人賞を受賞。俳優としても活躍し、2000年に公開された映画『HYSTERIC』で「第10回日本映画プロフェッショナル大賞」主演男優賞を受賞した。『にけつッ!!』(読売テレビ・08年~)