この悲報はトムが今年4月に始まったツアーのファイナルをハリウッド・ボウルで迎えた矢先のものだった。
また以前トムは今回のツアーが最後になるだろうと明かしていて、残りの人生は孫娘に時間を捧げたいとしていた。「僕らは皆60も後半を迎えているんだ。孫娘がいて、できるだけ長く会うことができたらって思っているんだ。もう移動生活はしたくなくてね。今回のツアーは4カ月も家を空けることになる。小さな子供にとっては長い時間だよ」
トムは1976年に自身のバンド、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズによるヒット曲「ドント・ドゥ・ミー・ライク・ザット」「ヒア・カムズ・マイ・ガール」で脚光を浴び、1988年にはボブ・ディラン、ロイ・オービソン、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リンらと覆面スーパーバンド、トラヴェリング・ウィルベリーズで活動をしていた。長い間ソロ活動も精力的に行い、2002年にはロックの殿堂入りも果たしていた。
トムの死後、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・メイヤー、シェリル・クロウ、キッド・ロック、ジョン・ボン・ジョヴィ、ジョシュ・グローバンといった大物ミュージシャンからも続々と追悼の言葉が寄せられている。
川崎麻世、THE RAMPAGE・RIKUらと自宅での忘年会「握った寿司は100貫以上」