蒼井優、寒がりで「真冬のロケは出ていない」とカミングアウト
という共通質問に、蒼井は「究極の寒がりなんです。近年のスケジュールを考えても、真冬は舞台の仕事で、どうにか真冬のロケは出てないです(笑)。寒いという感情が一番嫌いなんです(笑)」とカミングアウト。対する阿部は「芝居の前はトラックの運転手をしていました。(自身が本作で演じた)陣治みたいな感じで(笑)。ドカジャン着て金髪で髭生やしてもっと汚かったですよ」と明かして登壇者や観客を驚かせ、「陣治は心地良かったです。あれはあれで良かったですよ」と昔を懐かしんでいた。
ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに、「究極の愛とは何か?」というテーマを突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの同名小説を、『日本で一番悪い奴ら』などを手掛けた白石和彌監督が映画化した本作。
クレーマーで自分勝手で嫌な女・十和子を蒼井優、その十和子に異様な執着を見せる不潔でちんけで下劣な男・陣治を阿部サダヲ、さらに妻子がありながらも十和子と肉体関係を結ぶ下衆男・水島を松坂桃李、十和子の元恋人で別れる時に彼女の心や身体を傷つけたクズな男・黒崎を竹野内豊がそれぞれ熱演している。
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