2023年11月25日 09:00
杏、『翔んで埼玉』地域ネタ受ける根底に感じる“リスペクト” 滋賀愛高まるも撮影は「千葉の海とか…」
私のYouTubeチャンネルも『杏/anne TOKYO』という名前で、「東京の杏がやっております」という気持ちでつけたんです。いろんなところに住んでみたいんですけど、最終的にはやっぱり「自分は東京の人間だ」と感じると思います。親戚はもんじゃ焼き屋ですし(笑)
――前作の公開時よりも、世界中でいろいろ起こっていることを考えてしまう部分もあるように思いまして、そういった点について何か感じることはありましたか?
本当に、こんな世の中だからこそ、色々な表現に対して観る方も作る方も繊細になっています。私がお芝居を始めてから15年くらいの中でもずいぶん受け止め方や作り方が変わってきたと感じるのですが、その中で笑いを生み出せる武内監督はすごい方だと、改めて思います。
この作品の根底には、互いへのリスペクトがあると思うんです。例えば出身地対決も「相手がすごくて悔しい」「あいつ、すごいよな」という尊敬の意識があるからこそ面白くて、ただの自慢対決にはなってないのだな、と。ずっと愛があるから、めちゃくちゃなことをしていても笑える作品なのだと思います。
■杏
1986年4月14日生まれ、東京都出身。
2001年にモデルとしてデビューし、05年からはニューヨークやパリ、東京などの主要ファッション・コレクションを中心に活躍。